アコアのブログ

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【犯罪行動】~傷ついたインナーチャイルドがあなたの人生を汚染する仕組み

「傷ついたインナーチャイルドがあなたの人生を汚染する仕組み」

汚染(contaminate)という単語を用いて、傷ついたインナーチャイルドが私たちの生活を汚染する様をいくつか述べたいと思います。

C・O・N・T・A・M・I・N・A・T・E

それぞれの文字は傷ついたインナーチャイルドが、おとなの生活を妨害する主要な方法を表したものの頭文字です。



共依存 Co-Dependence
https://blogs.yahoo.co.jp/aiwoerabou/70065062.html


◼犯罪行動 Offender Behaviors

一般に傷ついたインナーチャイルドを持っている人はいい人で、静かで、辛抱強いと考えられがちです。しかし実は、この世の暴力と虐待は、傷ついたインナーチャイルドによってなされているのです。ヒトラーは幼いころ慢性的に暴力を受けていました。彼は、ユダヤ人地主の非嫡出子だった、サディスティックな父親によって自尊心を傷つけられ、ひどい辱めを受けました。ヒトラーは何百万人もの無実の人々に対して、最も極端な形の残虐行為で、自分の受けた虐待を再現してみせたのです。

 私のクライエントのドーソンは、結婚問題でカウンセリングに訪れた時、ナイトクラブの用心棒をしていました。彼は、ある男のあごの骨を折ったと話しました。彼はその男が彼に暴力をふるわせたことを熱心に説明しました。その男がドーソンを挑発したというのです。ドーソンは、私とのカウンセリングでしばしばこのような言い方をしました。一般に、犯罪者たちは自分の行動に対して、責任をとりたがりません。

 二人で問題解決をしている中で、ドーソンが本当はおびえていたことが明らかになりました。恐怖を感じると、それが少年時代の記憶を思い出すきっかけとなるのでした。父親は彼に暴力をふるい、肉体的に虐待していたのです。暴力的な父親の怒りにおびえていた遠い昔の少年にとっては、自分がおびえた状態でいることは安全なことではありませんでした。そこでドーソンは自分を父親と同一視したのです。幼いころの暴力的なシーンと似たような状況になると、当時の恐怖と無力感が引きおこされ、父親が彼を虐待したのと同じように、他人傷つけるようになってしまいました。

 人間に危害を与える犯罪行動は、子ども時代の暴行、虐待、そしてその暴行についての未解決の深い悲しみの結果です。

かつての無力な傷つけられた子どもが、おとなの犯罪者になるのです。私たちはさまざまな児童虐待が、実際にその子どもを将来犯罪者にしてしまうことを理解しなくてはいけません。

特に身体的虐待、性的虐待、過酷な心理的暴力はこの例に当てはまります。

精神病理学者のブルーノ・ベッテルハイムは、この過程を表す言葉をつくりました。彼はそのことを、「犯罪者との同一視」と呼んでいます。性的、身体的、心理的暴力は、その子どもにとってあまりにも恐ろしいことなので、子どもは虐待の間中、自分らしさを持ち続けることができません。その痛みを生き抜くために、その子どもはアイデンティティ感覚をすべて失い、代わりに虐待者と同一視してしまいます。ベッテルハイムは、ドイツの強制収容所の生存者を対象に研究しました。

 最近の私のワークショップで、ニューヨークからきた心理療法家が手をあげました。
まず自分がユダヤ系であることを告げてから、続けて彼女の母親のナチ収容所での身の毛のよだつような経験をこと細かにメンバーに話したのです。
彼女の話の最も驚くべきことは、母親が、ナチの看守にされたように彼女を扱ったということでした。母親は娘が3歳にもならないころから彼女にツバをかけたり、ユダヤブタと呼んだりしたというのです。
 

おそらくさらにおぞましいのは
性的犯罪でしょう。

性的犯罪者は、しばしば子どものころに性的虐待を受けている場合があります。彼らが子どもにいたずらをする時、自分たちが幼いころに受けた虐待を再現しているのです。


ほとんどの犯罪行動のルーツが子ども時代にありますが、必ずしも虐待の結果おこるとは限りません。

ある犯罪者は、両親が彼を過度に放任したり、彼に服従したりすることによって「ダメ」になり、その結果として他人より優れていると感じるようになってしまったのです。

ただ甘やかされて育った子どもたちは、誰からも特別に扱ってもらうことがあたりまえで、それ以外は許せないと思い込むようになります。

彼らには責任感がなく、自分の問題はいつも誰かの誤りのせいだと思い込んでいます。


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