摂食障害 こころの回復～手紙 1

過食嘔吐に苦しんでいた20代前半Aさんより頂いた手紙をシェアします。

本人にはご承諾を頂いています

「いつもお働きありがとうございます。

最近、調子が良い日が続いています。

ようやく波に乗れたような気がしています。

あまり寝てはないけれど、充実してるような気がします。 

治ったという感覚ではないけれど、普通の毎日が新鮮で体が楽です。

だいぶ新鮮さにも慣れてきて、

普通にご飯を食べるようにしている自分への驚きも減ってきましたよ（笑）

普通でしょ！？ 

当たり前のことが普通にできることが今は幸せです。普通の毎日が幸せです。

ちゃんとお腹はいっぱいになるんですね。

体型はまだ気になるし食べ物にもこだわりはありますが、

吐かない日が続いていますよ。

少し日々の生活の視野が変わってきました。　

今まで、自分のことでいっぱいいっぱいだったんですね。

コミュニケーションの未熟さを感じます。

年相応の大人としての行動が判断ができません。

でも、そういうことに目を背けなくなったのかなぁと思います。

以前は　背けていることすら気付づかづに苦しんでいたんだと思います。

人の気持ちと社会の中の、目には見えない決まりを照らし合わせて、

自分で自分の行動を考えていくことは、今は難しい。 

社会の風は時に厳しく、

今までの摂食障害のことや自分が苦しんできたことは、言い訳にならないけれど、
でも、摂食障害で苦しんだことは 私の糧になって原動力になっています。

自分には必然でした。

自分の大切な一部です。

今まで見えていなかった、

人の優しさや心遣いを知ることができるようになってきました。

愛や優しさは
ちゃんと世の中にありますね。

まだトラブルが起こった時は、怖くて頭が真っ白になるけれど、

自信をもって自分の力で解決できる日が来るから、大丈夫ですよね。

もう私はその道を歩き始めているんですよね。

気付けて良かったです。


私は○○○○を　あと何年か勤めたら、○○○○になります。

自分の経験から見える視点、現在の職場での経験を生かして、

子どもたちや子育てをするお母さんを支えていきたい。

なので、○○○○を何年後かの計画に入れています。

子どもと心の勉強をしている自分のことを気に入っています。

とはいえ　身に付いた過食のクセや
集中力のなさと戦うこともありますが、

先にとらわれず、今を大切にして焦らずやっていこうと思っています。

自分の苦しかったこと、　

摂食障害のことを分かち合える場所アコアや、
イクエさんをはじめ、
そういう方々が私には在るということは
幸せなことです。

ここまで導いてくださったこと感謝です。

いつまでも、悩みを抱える方々の拠り所であり、

一緒に歩いていくものでありますようにお祈りしてます。

もうしばらく過食嘔吐しない日が続いたら
イクエさんに会いにいきたいです。

よろしくお願いします☆


健康が守られ、暖かな愛で包まれますように☆　　
　　　　　　　　
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