「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
2月17日
‘‘聞く’’力を身につける
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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聞く力を身につけましょう。
聞くことは、誰にでも簡単にできると思うのはまちがいです。
実は、聞く力を身につけるには練習が必要なのです。
相手が話をしているときは、途中でさえぎったり否定したりしないで、相手が何を言おうとしているかに注目して、話を受け入れましょう。
心の中で批判したり、バカにしたり、イライラしたり、比較したり、投げ捨てたりしないで、じっくり聴きましょう。
とくに、相手が自分を責めるような言葉をはき出したり、怒りをぶつけてきたりしたときは、聞く力は弱まり、防御的になりがちです。
こんなときこそ、聞く技術が必要です。
まず、責める言葉、怒りの言葉の下にある相手の感情に注目しましょう。
相手は傷ついているのでしょうか、悲しいのでしょうか、人格を否定されたと感じているのでしょうか。
もしあなたが、相手の感情を適切に受けとめ、相手に感情移入ができれば、あなたの聞く力が相当上達している証拠です。
さらにもう一つの技術、アクティブリスニングを実行しましょう。
聞いたことを、「あなたがいま言ったのは、こういうことでしょうか」というふうに繰り返してみて、本当に自分が相手の話を理解しているかどうかをチェックする技術です。
ちゃんと聞いていなければ、繰り返すことはできません。
ですから繰り返すことができれば、相手は、あなたに本当に受け入れてもらえたという感じがして、コミュニケーションがうまくいきます。