「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
11月1日
お互いを叩きのめす闘争はやめよう
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
いったん自分が惨めになると、何とか相手も惨めにしようと、お互いに傷つけあう関係があ
ります。
相手があんなことを言った、こんなことをしたと相手の罪を並べたて、それに対抗するよう
にひどいことを言ったりしたりで、だんだんエスカレートしていきます。
それほど惨めなら関係を絶てばいいのにと、はたからは思われますが、本人たちはがっぷり
四つに組んで、動きがとれなくなっています。
どちらも一歩も引かず、苦しみと疲れは増すばかりです。
まわりの人や子どもが、どんなに迷惑を被っているかには無頓着で、自分たちのことだけで
頭がいっぱいです。
こうなると、両方とも完全につぶれてしまうまで闘う、残酷な争いになります。
早めにストップをかけないと、どんどん両方とも底に落ち込んでいきます。
「悔しい」「復讐してやりたい」と最初に思ったときが、ストップをかけるチャンスです。
少し時間をおいて静かに考えてみましょう。
負けるのが悔しいあまりにお互いを叩きのめすことが、本当に幸福につながるでしょうか。