「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
9月16日
自分の惨めさ、つらさを自慢しない
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
自分の問題のほうが、相手の問題よりもっと
ひどいと、つらい目にあっていることを競争し
ているような会話をしたことはありませんか。
自分の親、妻や夫、子どもが、どんなにひど
い問題を起こしていて、自分がどれほど被害者
になっているかをえんえんと述べたてて、
他人に印象づけようとしたことはありませんか。
人生は不公平で、どれほど自分が迷惑をこう
むっており不満でいっぱいであるかを、はたか
ら見ると、まるで自慢をしているかのように力
を込めて語ってはいませんか。
被害の度合いの競争だけで、終わってしまわ
ないようにしましょう。自分の受けた傷の深さ
の証拠、惨めさを、これでもかと見せつけ、売
りものにするのはやめましょう。
惨めさにはまって動けなくなっている自分
に、気がつきましょう。
心の傷を洗い流すように、お互いに語り合
い、それが癒しにつながり、行動の変化につな
がる方向へ向けていきましょう。