「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
8月11日
人の虐待に知らないふりをしない
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
「知らなければ痛みは感じない」というのは、ある意味ではそのとおりかもしれませんが、これは現実を無視した生き方です。
隣の家庭で子どもの虐待、妻の虐待が起こっているかもしれません。
毎日、お皿が割れる音がしたり、怒鳴り声が聞こえてくるのに知らない顔をして、なんでもなかったようにふるまうのは、真実にふれたくないからかもしれません。
でも、どんなに知らないふりをしても、実際に何かが起こっていることは否定できません。
知らないでいることが、実は誰かにもっと大きな傷をつけることになるのです。
おかしいなと思ったら、聞いてみましょう。
へんだと思ったら声をかけてみましょう。
おどおどして、口もきかないで、黙っている近所の子がいたら、話しかけてみましょう。
顔にあざができている奥さんには、助けを得られるところがあることを教えてあげましょう。
自分が小さかったとき、もし誰かが自分に関心をもって、声をかけてくれていたら、どんなに違った人生になっていたことでしょうか・・・・。