「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
7月18日
無力さを売り物にしない
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
本当に困ったとき助けを求めるのは、大事な技術です。
自分で何でもかんでもコントロールできると思うのはまちがいで、信頼できる人に、適当な依存をするのは大切です。
しかし、自分にまったく何の力もないようにふるまうのはよくありません。
いつも助けてもらわないと生きていけないようにふるまうのは、ある意味では、相手をコントロールしようとする無意識の試みです。
相手を共依存的に自分にのめり込ませ、世話をさせたり、罪の意識を植えつけたりすることになってしまいます。
こうして、不健全な人間関係ができあがっていきます。
適当なときに助けを求めはしても、自分で自分の世話ができない弱々しさを売り物にするのはやめましょう。