「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
5月28日
ダブルメッセージ、ダブルバインドをやめる
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
ダブルメッセージ、ダブルバインドはやめましょう。
ダブルメッセージとは、口に出す言葉と本当の気持ちとが相反しているという、複雑なメッセージです。
たとえば本当は誕生日のプレゼントが欲しいのに、口では「そんなに無理しないで。プレゼントはいいのよ。」と言います。
そうして実際にプレゼントがもらえないと、憤然としたり、がっくりしたりするわけです。
ダブルバインドは、たとえば相手に「もっと親密に付き合って欲しい」と言いながら、相手が近づこうとすると「今日は忙しいから」「明日は用事があるから」と避ける行動をとるようなことをいいます。
言われたようにしなければけなされ、言われたようにすると拒否されるわけで、どちらの行動を取っても相手を満足させることができません。
人を混乱させ、気力をくじかせるこれらのメッセージは家族の中にありがちなコミュニケーションです。
今日は無意識のうちに自分が相手に送っているダブルメッセージ、ダブルバインドに気をつけて、もっとストレートなメッセージを送る努力をしましょう。