「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
5月16日
怒りの処理
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
自分の怒りを、どのように処理していますか。
怒りを爆発させていませんか。
誰かにやつあたりしていませんか。
怒りは感情の一つですが、それを相手に向けてはき出すのは、攻撃であり、精神的な暴力です。
とくに、相手との力バランスがとれていない場合、強い者から弱い者への怒りの爆発は、大きな害となります。
たとえばアルコール依存症の人が回復しはじめたとき、周囲にいた共依存症の人たちの怒りがドッと出てくることがあります。
いままで積み重なってきた恨みつらみが、とめどなくあふれ出てくるわけです。
こんなときは、相手の許可を得て聞いてもらうか、枕や壁に向かって大声を出してみましょう。
相手の許可なくぶちまけたり、やつあたりしたりしないようにしましょう。
仲間に話を聞いてもらったり、出さない手紙を書いたり、絵を描いたり、日記をつけたり、散歩をしたり、運動をしたり、お風呂にゆっくり入ったり、メディテーションをしたりしてみましょう。
そして怒りの下にある心の痛み、不安感、悲しさなどを探ってみましょう。