「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
4月4日
“以心伝心”が招く誤解を避ける
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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゛以心伝心”から起こる誤解について考えてみましょう。
誤解は、どこの文化でも起こります。とくに、日本のように以心伝心で相手の゛腹”を探るのが芸であり、言わなくてもわかってもらえるのが当然とされている文化では、誤解が起こらないのが不思議なくらいです。
「そんな当たり前のことは知っているはずなのに、あの人は何にも言わない」と一人で憤慨して、相手を無言のうちに責めるという起こりがちです。
たとえば、日曜に家族と一緒に出かけて欲しいということを当然とします。
夫はわかっていると思っていたら、同僚とゴルフに行ってしまったとします。
帰ってきた夫に、ものも言わずムッツリしていたり、「私は子どもの世話や家事で大変なのに」と、自分がどんなに大変かと当てつけるように言ったりしていませんか。
こういう不愉快なコミュニケーションにすり替えるのではなく、はっきりはじめから、「一緒に過ごしたい」と伝えましょう。
言わないでも、わかってくれて当然と期待しないで、「言わないとわからない」をモットーに遠回しな言い方ではなくストレートに、しかも思いやりをこめてコミュニケーションをし、誤解を避けましょう。