「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
3月21日
心の扉を閉めるとき
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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心の扉を閉じることについて考えてみましょう。
悲しいことがあったり、人との葛藤があったり、人から非難されたりすると、感情や思考の機能が止まってしまうことがあります。体はそこに存在していても、中はカラッポという状態になります。
あまりにもひどい目にあったとき、心の扉を閉じるのは、自己保護のための自然な反応です。ところが、これが習慣になって、何か少しでも葛藤が起こったとき、すぐに自分の殻の中に閉じこもったり、あるいは長い間シャットダウンしてしまったりするようであれば、もう一度自分の行動を見直してみましょう。
一定の人間関係で一方が殻の中に引っ込むと、他方がそれを引っ張り出そうとしてヒステリックになり、結局不満足な結果に終わるといったことを繰り返す場合があります。
本当に心を閉じなければならないような危険な状態だったのか、それとも習慣になってしまっているのか、よく見てみましょう。
ある程度時間がたって安全だとわかったときは、心の扉をそっと開けてみましょう。
安全だとわかった相手に、どうしてシャットダウンしなければならなかったかを、
話してみるのもいいことです。
そして、心の扉を閉じることによって、相手をコントロールするのはやめましょう。