「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
12月18日
「自分より弱い者の言うことを真剣に聞く」
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
自分より年下の人、力のない人、地位の低い人、子どもなど自分より弱い者の言うことを真剣に聞くのは難しいものです。
とくに、自分より弱い者から、自分の欠点を指摘されたり、不満を言われたり、何かを要求されたりすると「なまいきだ」「子どものくせに」などと、そっけなく扱ったり、知らないふりをしたりします。
力のバランスがとれていない関係を利用して相手をバカにしたり、攻撃したり、虐待したりすることも少なくありません。
その行為は、力のない相手のスピリットを抹殺してしまい、自尊心を傷つけ、人間としての発展をさえぎってしまいます。
子どものころ、大人に聞いてもらえなかったときに自分がどんな気持ちがしたか覚えていますか。
自分より力のある人からバカにされたり、相手にされなかったとき、どんな感じでしたか。
言いたいことも言えずに、縮こまってしまった思い出があるでしょう。
自分がいま、大人になったから、お金がもっとあるから、年が上だから、体力がもっとあるから、地位が高いからと言って、弱い者に対して同じ行動を繰り返すのはやめましょう。
自分より弱い者の言うことを、しっかり聞いてあげましょう。
言うことが正当だったら、自分の行動をなおしましょう。
「はっきりものを言ってくれてありがとう」と感謝しましょう。