「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
12月12日
『健全な与える人になる』
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
長い間、自分のことはあとまわしにして、他人の世話をしたり、機嫌をとったりと「与える人」の役をやってきました。
それがわかってからバランスをとるよう、自分の世話に努力してきました。
自分にやさしく、自分に必要なものをリクエストする技術もだんだん身についてきました。
自分を犠牲にすることだけが美徳ではないこともわかってきました。
しぼり出しすぎて何も自分の中に残っていず、からっぽになっているのに、他人に与えようとするのは不可能であることも、身にしみて感じるようになりました。
健全な与え方と、不健全な与え方の違いも少しづつ、見分けがついてきました。
健全な与え方をしたときは、心が晴れ晴れとし、被害者意識にさいなまれるようなことはありません。
「あんなにやってあげたのに、お返しがこなかった」と思うようなことはありません。
与えたいから与えるのであって、憐れみや罪の意識、義務感から与えるのではありません。
健全な「与えられる人」になる練習をしましょう。