「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
11月18日
『そっと見守る』という力をつけよう
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
いらない口は、出さないようにしていますか。
他人が口げんかをしたりしていると、つい口をはさんで、誰かをかばってしまったり、争 いをやめさせようと必死になったりすることはありませんか。
葛藤を黙ってじっと見守るのは、なかなかむずかしいものです。
これは、現実を歪めて見て見ぬふりをするのとは違います。
何もしないで本人たちにまかせ、葛藤を解決させるのが大切なときもあります。
子どものきょうだいげんかなども、ときには本人に解決できる力をつけ、その成功から出る 誇りを味わう機会となります。
自分が口をはさんでしまえば、そういう学習の機会を奪うことになってしまいます。
安全や健康をおびやかすような場合や、人権の侵害につながるような場合以外は、そっと見 守るという力をつけましょう。
とくに小さいとき、両親の間に口げんかや暴カが絶えなかった家庭で育った人は、いさかい を見ると、不安感に襲われて、「何とかしなくちゃ」という気にせきたてられがちです。
本当に自分の出番かどうか、よく見極めましょう。
いらない口出しはやめましょう。