「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
9月18日
自分のもろさを認め、現実を認識
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
自分のみじめさを憐れんでもらうための売り物にするのは、やめましょう。
被害者意識は捨てましょう。
他人の文句を言ったり、相手のせいで自分がひどい目にあっているという自慢はやめましょう。
でも、自分の弱みや問題を他人に話すのは大切なことです。
これには相手を選ぶ必要があります。
自分の弱さをさらけ出すには安全な場と、安全な人、安全なときを必要とします。
自分のまちがい、失敗、不完全さを、あとで逆手にとり、自分をたたきのめす道具にするような相手に話すのは、安全ではありません。
自分のまちがいを他人に話すのは、自分のおろかさを他人に救ってもらいたいからではありません。
他人に問題点の解決をしてもらいたいからではありません。
自分が自分のもろさを認め、失敗は失敗として受け入れ、現実に面と向かうためなのです。
弱みを見せたときにたたきのめされた経験のある人にとっては、自分の失敗、まちがい、不完全さを、他人の前で述べるには勇気がいります。
お互いの話を分かちあえる、安全な場をつくりましょう。