その日のプレゼンで 私がお伝えしたことをここにも残しておきます。
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なんらかの暴力、またはその影響をうけ、生きづらさを抱えながら生きている女性たちの支援や回復サポートの活動をしています。
今日は、申請者であるマニシアさんがここに来れない事情があるため、推薦者である私が代わりプレゼンさせていただきます。
今回、マニシアが申請したダンスWSは、私たちアコアの仲間のような、虐待やDVなど暴力を受けた女性たちに、参加者の負担がないかたちで行えるようにしたいということでした。
*劇場空間という非日常的な空間で、セラピューティックなダンスをドラムの生演奏と共に行う。
*参加者は、アコアの当事者によびかけたり公募する。
*関係者たちがダンスという芸術に出会うきっかけ作りになる。
フォーラムでは、
虐待をテーマとするマニシアのソロのダンス作品を鑑賞してもらい、当事者たちによる
トークおよびディスカッションを予定します。
団体を通して当事者同士が寄り添う必要性や、日本のこれまでのやり方(方針)による、抑圧やファミリーバイオレンスについて市民に知ってもらう機会にします。
*フィクションとリアリティを身体の中に落とし込んでもらい、それぞれから湧いてくる考えをディスカッションする。
*フォーラムを開催することにより、アート関係者が関わることで、社会の視野を広げ、当事者と支援者の輪を広げることを期待する。
フォーラムの開催は、
ゴールデンウィーク前4月最後の日曜日もしくは6月などにできたらなと考えています。
夏がはじまる頃、まにしあさんと会いました。糸島の写真家、亀山ののこさんのご紹介でした。そこで、私自身の当事者としての話、活動を通して見てきたもの感じてきたもの訴えたいものを、話しました。そしたら、それが、まにしあさんのハートを射抜いたらしく…
なぜなら、
私たち当事者は 未だ加害者や関係者から隠れ、顔を隠し、普通の人のふりをしながらもまるで透明人間のように暮らしているからです。
「いくえさん、私は体育館ではなく、
みんなに 舞台に立ってもらいたい。
無観客の大きな劇場空間で」と。
わたしは その、無観客、ということに、猛烈な安堵感を感じました。
身体のチカラが抜けて涙がでました。
・・仲間が舞台に?舞台に立つ?
・・スポットライトを浴びる?
隠れて生きてきた私たちが?
変装しなくていい?
とにかく、
私たちの意見を尊重してくれて、
いろんな配慮をしてくれる、
まにしあさんの導きに委ねてみよう。
アートのチカラをかりて、
そこに起こることに、信頼して、
ジャンプしてみよう、
そう決めて、今日、今、ここにいます。
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こんなかんじのことを、お伝えしたわけです。
わたしの胸にある想い、すべてを言葉に表現できなくて・・
だから、アートの力を借りれることになった流れに心から感謝しています。
これから、マ二シアさんとのWSで、
アートで昇華させていけたらいいなと思っています。
仲間といっしょに。
以上です。
ありがとうございます。