先の記事でご紹介した
ラジオ出演してくれた仲間の体験談とメッセージを一部書きおこししてみました。
9月16日の放送:
「・・逃げてから、また立ち直るまで、ずーっと助けてくれる人っていうのは、
運が良ければ出会えるかもしれないけど、
多分、今まだ世の中、出会えない人がほとんどで、
いろんなところに助かりたくて藁をもすがる思いで電話をかけまくったり、
問合せをしまくって、ようやくたどり着ける。
またはたどり着けてもまた傷つくなんてことが多い中、
この世の中をどうにか変えていきたいと今思っている。
私みたいに、同じような思いで今苦しんでる人が一人でも少なくなってほしいなと、
今すごく心から願っている。」
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9月17日の放送:
両親からのひどい虐待を生き延びたラムネさんの体験
「虐待とかDVといかいじめとか起きると、生きていけないんです、社会でまともに。
ずーとそれは残っていくし、
正気じゃない時に自分がどうなってしまのかっていう恐怖感だったり、
社会にいつまでも溶け込めないままの疎外感だったり、
自分はそもそも、存在していて、いいのかどうなのか・・っていう疑問も取れない」
「死にたいと思ったこともたくさんあるが、
自分を助けてくれたのは身うちではなく赤の他人だった。
助けてとか言えない人もいっぱいいると思うけれども、
でも助けてくれる全く関係ない人もいっぱいいる。
だから手あたり次第、助けてって言ってほしい。」
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彼女たちの声、体験を通じての言葉・・今聞いてもまた涙が出ます。
警察に行っても、SOSを書いた紙を窓から投げても、、、行動を起こしてもまだ救われきれず一人泣いていた彼女たちの当時を想うと、ほんとうに、なぜ?いつまで?被害者支援がこんなに手薄なのかと怒りが湧いて悔し涙がこみ上げます。そして、そんな理不尽な体験を生き延びてきた彼女たちだからこその強いメッセージに胸が震えて熱い涙が溢れます。当事者だからこそわかる本当に必要なサポートはまだまだ不足だらけです。
大きなことはできないけれど、できることをこつこつ続けていきます。
※アコアは泣いてばかりではありません。みんなで大爆笑もしています。被害者だからと「笑い」まで奪われるなんて悔しすぎるから、新しい家族のような仲間たちと意識的に(反逆的に)笑い続けていきますよ。