アコア福岡「グリーフケアミーティング」
日時: 8/17土曜17:00~
会場: 早良区曙2-6-21 心のケアハウス アコア
*参加費:300円
*要予約
08051713501
npoacoa@gmail.com
深い悲しみを感じること
潮の満ち干きのように、深い悲しみがあなたに打ち寄せてくることがあるでしょう。
悲しみの気持ちはどこからともなくやってきて、あなたを打ちのめすのです。
あなたは日々の大半を、泣きたい気持ちで、
あるいは悲しみの毛布に包まれているような気分で過ごしているかもしれませんね。
悲しくなるようなことがたくさんあるでしょう。
今の自分を気に入らなくて泣いてもいいし、○○のことで泣いたっていいし、
あなたの人生で失われたものを嘆いて泣いてもかまいません。
あなたが望んでいたようにならなかったことを考えて、
悲しくなることもあるでしょう。
あなたの身に起きたことを考えれば、深い悲しみが生じるのは、
きわめてあたりまえのことなのです。
回復があなたのペースで進むのと同じように、
深い悲しみを感じるのも、あなたなりのやり方はペースがあるのだということを
覚えておきましょう。
今はちっとも泣けないかもしれません。
一滴の涙も出ないまま、傷が塞がるまでそっとしている必要があるのかもしれません。
それでもかまわないのです。
1,2年後にひたすら泣きたいときがきても驚かないでくださいね。
深い悲しみは、いつかはあなたのもとにやってきます。
それがなにに対する悲しみなのかを理解して、悲しみの気持ちを受け入れましょう。
あなたが自分のために築き上げた世界で安全感を得られるようになるまで、
あるいは、セラピストとの安全な関係を見出すまで、
あるいは、あなたがだいぶ回復するまで、
深い悲しみの気持ちを感じることはないでしょう。
いいですか、あなたの心の準備が整ったときに、悲しみの気持ちを向き合うのです。
いつの日か向き合うことになるのは確かです。
悲しみから深刻さが剥がれ落ちていくと、
「悲しみ」がもっている優しさだけが残ります。
ずっと憧れていた「感情を味わうこと」がようやくできるようになってきた・・
ともいえるかもしれません。
ネガティブな感情を否定する風潮に流されずに、
どんな感情も「大切な自分のメッセージなのだ」と理解しましょう。
「自分は成長のプロセスを踏んでいるのだ」と優しく自分を見守ってあげましょう。